今や国民の2人に1人が人生のうちに1度はがんにかかるといわれている時代です。
40代以降になるとガンの患者数も増え始めますので、「そろそろがん保険に加入しよう」と検討されている方もいることでしょう。
国内に数多くある保険会社の中でも、アフラックはがん保険に特化している保険会社です。
ただしがん保険で有名だからと言って、すぐにアフラックのがん保険に加入を決めるのは早計です。
保障内容やどんな特徴・加入するデメリットがあるのかを把握しておかないと、加入後に後悔する可能性もあります。
今回はアフラックのがん保険の中でも、「生きるためのがん保険Days1 All−in」について、商品の特徴や加入するデメリットについて徹底的に解説していきます。
目次
アフラック「生きるためのがん保険Days1 All−in」ってどんな保険?特徴を紹介
アフラックの生きるためのがん保険Days1 All−inは、その名の通りがんの保障に特化した保険です。
元々は「生きるためのがん保険Days1」の名前で販売されていましたが、保険商品の改定で現在の名前で販売されています。
基本保障の保険期間は終身で、その他の特約は10年更新つきとなっています。
詳細な特徴は、以下で解説していきます。
治療を受けた月ごとに治療給付金が10万円支給される
生きるためのがん保険Days1 All−inでは、アフラックの定めるがん治療を受けた月ごとに、10万円が治療給付金として支給されます。
放射線治療や抗がん剤治療にも適用されますので、幅広い保障を受けられます。
治療費は保険適用でも適用外でも、治療回数が多いと自己負担額が増えていきますので、治療のある月に絞って支給されるのはありがたいですよね。
ただし、支給上限が通算600万円と決められているので、上限金額を超えてしまうと支給は受けられなくなります。
治療給付金は特約として付帯される点には、注意が必要です。
専門医紹介や治療選択のアドバイスが受けられる
生きるためのがん保険Days1 All−inにはがん治療に関連する無料のサービスが提供されています。
がん治療では医師の診断が治療を左右しますので、1人の医者の診断では不安になる方も多いです。
セカンドオピニオンを無料で利用できるサービスもありますし、医師同士の評価を獲得した優秀な医師を紹介してもらえるサービスもあります。
また通院治療を行っている方の不安解消のために、経験豊富な看護師による訪問面談サービスも受けられます。
がん治療に関連するサービスが充実しているのも、生きるためのがん保険Days1 All−inの大きな特徴の一つです。
先進医療費用=自己負担額で支給される
がん治療では先進医療を活用する現場が多いことでも知られています。
生きるためのがん保険Days1 All−inでは、がん先進医療給付金の特約があります。
先進医療の自己負担額と同額を保障してもらえるので、先進医療を受けることになっても安心です。
ただし加入期間中は通算2000万円と制限がつけられていますので、むやみやたらに利用できるわけではありません。
1年間に1回まで先進医療一時金として15万円の支給も受けられるので、付けておいて損はない特約であると言えるでしょう。
治療関連費用への保障が充実している
治療関連費用への保障が充実しているのも、生きるためのがん保険Days1 All−inの特徴です。
がん保険の基本保障である診断給付金や入院・通院給付金はもちろん備わっています。
診断給付金 | がん50万円・上皮内新生物5万円 |
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通院給付金 | 1日につき1万円 |
通院給付金 | 1日につき1万円 |
それに加えて、所定の基準を満たした場合に特定診断給付金として50万円が受け取れます。
また条件を満たした場合に、複数回診断給付金としてがん50万円、上皮内新生物5万円の支給が受けられます。
がん治療では体内だけではなく、治療後で外見に悩む方も多いです。
四肢の切断や、顔や頭部の手術で1回につき各10万円が支給されます。
また抗がん剤治療や放射線治療で髪の毛が抜けおちている場合には、脱毛症状に対して1回のみで10万円が支給されます。
条件を満たせば保険料の払い込みが免除される
アフラックの定める条件を満たせば、保険料の払い込みが免除されます。
保険料の払い込み後も保障は継続して受けられますので、安心です。
アフラック専門の保険相談窓口も設置されている
アフラックでは様々な保障内容が用意されているため、加入時に迷ってしまう方も多いです。
アフラック専門の保険相談窓口も用意されていますので、どんな保障内容があっているか気になる方は、利用してみてください。
相談は無料で対応してもらえますし、自社の商品に詳しいスタッフも在籍しています。
生きるためのがん保険Days1 All−inに加入するデメリット
生きるためのがん保険Days1 All−inはがんに対する保障の充実した保険ではあるものの、反面デメリットもいくつか存在します。
以下で詳細を解説していきます。
年齢によって特約が自動更新できない
生きるためのがん保険Days1 All−inには特約が多く付帯できます。
基本的に特約は10年の自動更新ですが、一定の年齢を超えると自動更新ができなくなります。
がん治療保障特約・がん先進医療特約・外見ケア特約は満86歳から、自動更新の対象から外れてしまいますので、注意が必要です。
上皮内がんの保障内容が手薄
上皮内がんとは、別名上皮内新生物ともいわれます。
一般的ながん=悪性新生物は、血管やリンパ管など全身をめぐる器官に近いところで発生し、転移の可能性が高いです。
転移を繰り返すと死亡リスクも上がっていきますので、早急に対応する必要があります。
しかし上皮内がんの場合は、血管やリンパ管の近くにない上皮と呼ばれる部分に発症しているがんです。
浸潤していないので、死亡リスクは低いためがん保険ではどこの保険でも保障が薄くなります。
生きるためのがん保険Days1 All−inでは、がん先進医療給付金・特定診断給付金・外見ケア給付金・特定保険料払込免除特約は、上皮内がんには対応していませんので、注意が必要です。
保険料払込免除の条件が厳しい
生きるためのがん保険Days1 All−inには所定の条件を満たすと、保険料の払込免除になります。
しかし払込免除の特約が適用されるための条件が厳しく設定されていますので、確実に利用できるかはわかりません。
きちんと条件を把握しておかないと、払込免除にならずに手続きが上手くできないこともありますので、注意が必要です。
保障が多く保険料が高い
付帯できる保障が多いため、すべての保障を付けてしまうと必然的に保険料が高くなってしまいます。
若いうちに加入すれば保険料は抑えられるものの、年を重ねるごとに保険料が高くなっていきます。
がん保険も医療保険や生命保険と同様に、年齢に応じて保険料が高くなっていきますので、加入するタイミングをよく検討する必要があります。
アフラックの口コミ・評判をチェック!
乳がんになって、その検査から手術、治療など…とっても費用がかかってるけど。アフラックの一時金や共済の給付金で、かなりサポートしてもらえてる。もちろん、出費の方がはるか上回ってるから、確定申告はやった方が良いのだろうな?
— まり (@Have_hope29) February 13, 2021
アフラックから給付金が振り込みされた通知が届いた‼️
12年ぐらい前に母が癌になって、人生いつかは癌になると思って入ったがん保険が、こんなに早く活躍するとは思ってもいなかったよ
入っていて良かった?#がん保険 #子宮頸部異形成 #円錐切除
— mj (@lxllyTYbQyUw7Ci) March 20, 2021
しかも、がん以外は対象外。
その点、アフラックは補償してくれる。
それに、今入れば60歳で払い終えて終身補償なんだよね。
そちらの方がいいかな。— 汐緒 (@meromeromemeron) April 3, 2021
全額自費も本当に凄いです?
アフラックも直接病院に払ってくれる制度あるんですが、様々な書類の手続きを治療の始まる10日前までにやらなきゃいけなくて、私は急に重粒子線治療を決めたので、その手続きに間に合わずという感じです。
なのでポイントを楽しみにするしかないです?
程々に頑張ります?— ゆまチャム (@you_m1016) April 7, 2021
がん保険の加入先に迷っているなら保険のプロに相談してみよう
アフラックのがん保険も気になっているけど、他の保険会社のがん保険も気になっている方は多いでしょう。
保険を選ぶときには、複数の保険会社を比較して、自分の条件に合った保険を選ぶことが大切です。
がん保険の加入先に迷っているなら、保険のプロであるファイナンシャルプランナーや保険相談窓口で相談してみるのも一つの手です。
ファイナンシャルプランナーは保険商品の提案はできないものの、皆さんの家計状況から必要な保障や、利用できる公的保障を提案してくれます。
保険相談窓口ではみなさんの条件を元に、複数の保険会社の商品を提案してくれます。
ファイナンシャルプランナーは人によって相談料金が変わりますが、保険相談窓口では無料で対応してくれます。
資格を持ったより専門性の高い人に任せたいなら、ファイナンシャルプランナーに相談して、無料で商品を提案してほしいなら保険相談窓口の利用を検討してみてください。
生きるためのがん保険Days1 All−inの保障内容を確認して加入するか判断しよう
いかがでしたか?
アフラックのがん保険は、がんに対する保障が充実していますので、がんへの不安に備えたい方に向いている保険です。
ただし保障内容は人によって合う合わないがありますから、きちんと把握したうえで加入するかを決めましょう。
詳細な情報が気になる場合は、アフラックに問い合わせてみることをおすすめします。