節約を考えると、まず食費に注目する人が多くいます。
その理由は節約しやすい項目で効果も出やすいためだと考えられます。
一方で日用品はどうでしょうか。1つ1つの日用品を買う頻度は少ないため、あまり気にしていないという人もいます。
しかしつい買いすぎてしまっているものも少なくありません。
そこでこの記事では、日用品の節約方法を中心に解説します。
目次
主婦が日用品を買い込み過ぎてしまう3つの理由
自分ではそんなに買い込んでいるつもりはなくても、気づいたらトイレットペーパーの在庫が増えていた、というような経験をしたことがある人は少なくありません。
節約のために安いときにまとめ買いをしていても、月末に家計簿をチェックすると、結局節約になっていないことに気づくこともあります。
なぜ主婦が買い込みすぎてしまうのか、その理由を説明します。
自分で在庫確認ができていない
買い込みの大きな原因が、在庫管理ができていないことです。
買い物に行く前に在庫チェックせずに行ってしまうため、思いつきで購入してしまい結局在庫が増えてしまうのです。
日用品の在庫チェックを面倒に感じてしないでいると、あるかどうかわからず「腐るものじゃないし」と買ってしまい、買い込みすぎに繋がってしまっています。
スーパーで安いときにまとめ買いしすぎてしまう
家にまだあるとわかっていても、スーパーやドラッグストアで普段より安い値段で売られていると、まとめ買いをしてしまうのも原因の一つです。
在庫がまだあることがわかっていても、安いときに買っておきたいという気持ちで、買い込みすぎてしまうのです。
大容量を頻繁に購入してしまう
最近は大容量スーパーの出店などにより、大容量で安いものを購入する機会が増えました。
大容量のスーパーへ行くたびに日用品を購入していると、使い切る前にまた新しいものが増えてしまいます。
さらに1つ当たりの単価で考えると安くても、大容量だとそれなりの値段になってしまい節約にならないこともあります。
大容量でお得だからと考えなしに購入し、買い込みすぎに繋がっている人もいるのです。
主婦が月の日用品費を節約する方法7選
食費の節約は、しやすく成果も見えやすいため取り掛かる人もたくさんいます。
一方で日用品の節約は、なかなかその方法がわからず取り組みづらいこともあります。
しかし日用品の節約に成功すると、大きな節約に繋がります。
日用品費の上手な節約方法を知り、生活費の節約を成功させてください。
毎月買いに行くタイミングを決めておく
スーパーやドラッグストアに行くたびに購入していると、いくら安くても毎月大量に買っていると全く節約になりません。
そのようなことを避けるため、毎月日用品を買いに行くタイミングを決めるのがおすすめです。
それだけでも無駄な買い物が減り、行くための交通費の節約もできます。日用品の買い物は、毎月1回多くても2回程度に留めておくと節約になるでしょう。
表を置いておいて備蓄分の確認を定期的にする
日用品の在庫管理は、表にまとめておくのがおすすめです。
日付と在庫数を表にして、使ったら数を減らすようにするとパッと見で在庫管理ができます。
この在庫数をもとに買いたせばよいので、管理も楽になるでしょう。
表を作るのが面倒だと思う人もいるかもしれませんが、一度作ってしまえば後は楽に管理ができるので、頑張ってみてください。
普段自宅で使用している商品をメモに入れておく
トイレットペーパー・洗濯洗剤・サランラップ・食器用洗剤など、普段自宅で使っている商品をメモしておくことも、節約には大切です。
今現在、使用している商品で生活が回っているため、それ以上に安い商品や魅力的な性能のものがあっても、メモに書かれているもの以外買わないと決めるとよいでしょう。
性能や金額で違う商品を購入してしまうと、つい手に取って買ってしまうことも増えて節約ができません。
あくまでも現在のもので対応し誘惑に勝つために、メモに入れておくのです。
コンビニで買わない
コンビニはとても便利ですが、1つ1つの商品が高く節約には向いていません。
日用品もコンビニで売られているため、つい足りないときに買ってしまいそうになりますが、足りないことがないように在庫管理をしておきましょう。
棚を整理して管理しておく
在庫管理ができてない人の多くが、在庫を保管する棚が整理されておらず、中が把握できていない状況となっています。
まずは棚の中を整理して、何がいくつあるのかをチェックしながら在庫管理表を作成すると、管理もしやすくなります。
棚の整理をしていつでも確認しやすい状況を作っておくのも、節約の大切なポイントの一つです。
使用する洗剤の量は少なく心がける
使用する洗剤の量を少しだけ減らすのも節約に繋がります。
食器用洗剤の節約は、古布で先に汚れをふき取るなどの手間を加えることで、使用する洗剤の量が減らせます。
他にもお風呂用洗剤では、スプレータイプにする、洗濯洗剤はすすぎ1回に変更するなどの少しの工夫で、使用する洗剤の量を減らして購入する回数を減らすと節約ができるためおすすめです。
日用品費以外に節約できる家計項目
日用品費の節約方法やポイントはわかってもらえたと思います。ただ節約を意識すると、日用品費だけではあまり大きな効果は期待できません。
そもそも家計には固定費と流動費の2つがあり、このうち固定費の節約に成功すると大きく節約ができます。
固定費には、日用品以外にも食費・交通費・光熱費・通信費などがあり、それぞれの項目で節約するのがおすすめです。
そこでここでは、各項目の節約方法を紹介します。
食費
食費は節約しやすい項目で、成果も出やすいため最初に取り掛かりやすくなっています。
成功させるためには、毎月の食費を決めてそれ以上にならないようにするのがおすすめです。
さらに節約料理なども取り入れた食事にすると、楽しく美味しく節約ができます。
交通費
交通費の節約には、交通系ICカードの利用がおすすめです。切符購入するよりも安く設定されています。
そのためまずは交通系ICカードを購入しましょう。また定期券を購入する際には、クレジットカードを使うとポイントが貯まりおすすめです。
もし可能であれば電車や車以外の自転車等のお金のかからない交通手段を選ぶようにすると、大きく節約に繋がります。
光熱費
光熱費の節約には、電力会社やガス会社の変更がおすすめです。最近は、電力の自由化でさまざまな企業が参入し、その料金も変わってきました。
そのため安い会社を選ぶと光熱費の節約になります。さらにエアコンの温度を一定にする、省エネを意識した電化製品を選ぶのも節約効果があります。
しかし無理な光熱費節約をすると、体調を崩してしまう可能性もあるためやりすぎには注意です。
通信費
通信費は、スマホやWi-Fiなどのことです。
特にスマホでは格安SIMも出ているため、そちらに変更するだけで大きく節約できます。
大手キャリアよりも安い料金設定となっており、月々の使用料金がかなり下がります。
これだけでも月々数千円の節約になり、年間にすると数万円にもなります。
私たちの生活に欠かせないスマホだからこそ、節約すると大きな成果に繋がるのです。
日用品費を節約して家計丸ごと節約しよう
日用品費の見直しをして節約できると、大きく家計の節約に繋がります。
なかなか日用品費の節約に気が回らず、そのやり方もわからないという人もいます。
しかし節約するポイントを押さえるだけで、誰でも簡単に日用品費の節約ができます。
難しいことはありません。節約をしたいという気持ちを持って、小さなことから始めてください。