最近広告でも見かけるようになった大樹生命は、三井生命が2019年に社名を変更した保険会社です。
生命保険や医療保険を取り扱っているものの、実際に加入するにはやはり評判が気になるところです。
保険はいったん加入したら長いお付き合いになりますから、加入前にどんな保険会社かを確認しておくのが賢明です。
そこで今回は大樹生命の口コミ・評判から、加入するメリット・デメリットまで徹底的に解説していきます。
目次
大樹生命の特徴
大樹生命は1927年創業の老舗の生命保険会社です。
社名変更や様々な業務提携を経て、2019年に三井生命から現在の大樹生命に社名を変更しています。
現在は保険会社大手日本生命と統合し、自社の商品とともに日本生命の商品の販売もおこなっています。
詳細な企業情報は、以下の通りです。
社名 | 大樹生命保険株式会社 |
---|---|
創業 | 1927年3月5日 |
本社所在地 | 東京都江東区青海1-1-20ダイバーシティ東京オフィスタワー |
従業員数 | 12042名 |
営業地点 | 支社63・営業部450 |
大樹生命の口コミ・評判
実際に保険に加入するまえには、加入している人や過去に説明を受けたことがある人の口コミも気になりますよね。
以下では大樹生命の口コミ・評判を紹介していきます。
口コミ・評判①「大手グループだけある。説明も丁寧」
日本生命の傘下に入っているとのことで、安心感があるかなと加入してみました。
担当の営業さんがすごく丁寧に教えてくれましたし、保障内容を選ぶの難しいと伝えたら一緒に考えてくれて、真剣みが伝わってきた気がします。
事前に調べていて保険商品にリスクがある話を聞いたところ、隠すことなくリスクがあることを前提にどうやって回避できるかを教えてくれました。
社名変更があったことを後から知って不安感はありましたが、対応はしっかりしている保険会社だと思います。
口コミ・評判②「必要な保障が選べる。自分で選択できるのはありがたい」
保障を自分で自由に選べる保険に加入しているのですが、特約を自由に選べる保障があるのはよかったと思います。
他の保険会社だとあらかじめ保険がきまってて、いらない保障があっても外せないのが難点でした。
その点自分に必要な保障だけを選択できるので、無駄なく加入できたと思います。
しかも特約を付けるように急かされることもなかったので、気分よく加入できたと思います。
口コミ・評判③「保険金の給付がスムーズだった」
以前他の保険会社に加入していた時は何かと理由を付けて給付金が振り込まれなかったのですが、大樹生命さんはスムーズに対応してくれたので良かったです。
給付金ってやっぱり死活問題になるので、早くもらえたほうが確実にいいですもん。
何も自分側にミスがないならスムーズに対応してくれるのでおすすめですよ。
大樹生命に加入する4つのメリット
大樹生命は大手保険会社の傘下にも入る、他の大手にも負けないレベルのサービスを誇る保険会社です。
口コミ・評判を踏まえた大樹生命に加入するメリットは、以下の4つです。
- 取扱い保険の保障のオプションが多い
- 営業担当が責任をもって対応してくれる
- ソルベンシー・マージン比率が1000%越えの安心感
- コールセンターの対応力が最高ランク
以下で詳しく解説していきます。
取扱保険の保障のオプションが多い
大樹生命の第一のメリットは、取り扱い保険の保障のオプションが多いことが挙げられます。
大樹生命の主力商品である「大樹セレクト」は、通常の保険商品とは異なり、加入者自身で保険を自由に選択できるセレクト型の保険商品です。
他の保険会社の場合、既に保険会社が企画している保険商品の中から、自分に合った保険商品を選択する必要があります。
しかし無駄な保障がついていることもあり、保険料を無駄にしている感覚に陥る人も少なくないのです。
取扱い保険の保障のオプションが多いため、自分の生活水準・必要な保障に合わせて自分でデザインできるメリットがあります。
営業担当が責任をもって対応してくれる
大樹生命では営業担当のサポート力にも高い評価が集まっています。
保険の営業と聞くと、対応が悪い、保険の提案が強引などマイナスなイメージが付きまといがちになります。
大樹生命の保険の営業担当は丁寧に対応してくれるとの評判も高く、保険商品の説明も丁寧であるとの声も集まっています。
営業担当に苦手意識を持っている方でも、安心して加入できる保険会社であるといえるでしょう。
ソルベンシー・マージン比率が1000%越えの安心感
保険会社の運営の安全性を示す指標として、一般的にソルベンシー・マージン比率が用いられることが多いです。
ソルベンシー・マージン比率は200%を切ると行政指導の対象になりますが、現時点では大樹生命は1000%を超える比率を保っています。
安心できる運営体制を取っているからこそ、この比率を保てているということがうかがえるでしょう。
安心できる保険商品に加入したいのであれば、加入を検討してみてもいいでしょう。
コールセンターの対応力が最高ランク
大樹生命では外部調査により、コールセンターの対応力に最高ランクの評価を獲得しています。
保険会社では何かわからないことや請求したい資料・書類があればコールセンターに連絡することになります。
稀に他の保険会社ではコールセンターの対応が悪く、全く話が進まなかったという事例もあるほどですから、職員の対応がどれだけ大切かがわかります。
自社評価ではなく外部調査で高い水準があると認定を受けていますので、より安心感が大きいでしょう。
大樹生命に加入する2つのデメリット
大樹生命に加入するメリットがある反面、デメリットも同時に存在します。
大樹生命に加入するデメリットは、以下の2つです。
- 営業担当者の対応が悪いことがある
- インターネットから保険に加入できない
以下で詳しく解説していきます。
営業担当者の対応が悪いことがある
大樹生命では営業担当者の対応に評判が集まっているものの、中には対応の悪い担当者がいることもあるのです。
説明が不十分であったり、知識量が足りずに満足のいく回答が得られないこともあります。
社員の教育は行っているものの、やはり能力や知識量には個人差がありますから、満足のいく対応をしてもらえない可能性も十分にあります。
営業担当者の対応に満足できない場合には、担当者の変更ができないかをコールセンターに問い合わせてみる事をおすすめします。
インターネットから保険に加入できない
大樹生命の保険商品は対面あるいは書類での加入となり、インターネットからの加入手続きができません。
最近ではインターネットから加入できる保険商品も増加しており、簡単に保険加入ができるようになっています。
しかし貯蓄性のある保険や選択肢の多い保険商品の場合、担当者からの口頭の説明が必要になるので、対面販売が主流になることも多いのです。
インターネットからの保険加入を検討している場合には、他の保険商品を検討したほうがいいでしょう。
大樹生命の主要3商品を紹介
大樹生命では様々な保険商品を販売していますが、主に以下の3商品が主力商品として挙げられます。
各商品について解説していきます。
- 大樹セレクト
- おまかせセレクト
- おまかせがんのほけん
以下で詳しく解説していきます。
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大樹セレクト
大樹セレクトは大樹生命の主力保険商品として知られている、セレクト型の保険商品です。
下記の通り4つの保障タイプに分かれており、生活するうえで特に重視したい保障に合わせて自分で選んで加入できるシステムです。
- 死亡保障セレクト
- 生前給付保障セレクト
- 介護保障セレクト
- 医療保障セレクト
独身・家庭を持つ責任世代・老後の保障が気になるシニア世代の保障など、ライフステージに沿った保障を選択できるのがポイントです。
また保険料の割引システムがあるのも嬉しいところ。
健康状態が所定の条件を満たしていれば特約の保険料が安くなる「健康自慢」や、セレクトの付加数によって保険料が安くなるセレクト割引など、保険料が気になる方にも嬉しい制度があるのです。
ただし自分で保障内容を選択する必要があるので、取捨選択をしないと保険料が高くなってしまう可能性があるので、注意が必要です。
おまかせセレクト
おまかせセレクトは大樹セレクトとは異なり、持病があり保険に加入できない方向けの引受基準緩和型保険です。
医師の診査無しで、下記の簡単な4項目の告知のみで保険に加入できます。
- 入院・手術・放射線治療・先進医療による療養を医師にすすめられているか
- 過去2年以内に入院・手術・放射線治療・先進医療を受けたことがあるか
- 過去5年以内にガンで治療を受けたことがあるか
- 現在がん(上皮内含む)、肝硬変・肝炎で医師から治療を受けているか
上記の項目ですべていいえがつけば、加入可能です。
終身特約を付けることで死亡保障が一生涯続くので、他の保険で加入を断られた方でも安心して加入できる保険です。
一方で健康状態の良い方は乾乳できる保険ではないので、他の保険商品を選択することをおすすめします。
おまかせがんのほけん
おまかせがんのほけんは、おまかせセレクトのがん保障特化版の保険商品です。
おまかせセレクトと同じ項目で告知項目にいいえがつけば、既往歴があっても加入可能です。
先進医療保障を充実させることもできるので、病歴がある方ががん保障を充実させたいのであれば、加入を検討してみてください。
保険に加入するときの3つのポイント
生命保険や医療保険は月々の保険料こそ安いですが、年単位で換算すると高い買い物になることがほとんどです。
適当に加入してしまうと、気づかないうちに大損をする可能性もありますので、注意が必要です。
保険に加入するときには、下記3つのポイントを把握しておくことをおすすめします。
- 家庭内で想定されるリスクを把握する
- 保険商品を複数比較する
- 保険のプロに相談してみる
以下で詳しく解説していきます。
家庭内で想定されるリスクを把握する
保険に加入するときはなんとなくではなく、家庭内で想定されるリスクを把握して加入することをおすすめします。
大樹セレクトを見てもわかる通り、生命保険や医療保険は家庭内で想定されるリスクに対応するための保障が充実しています。
そのため適当に保険商品を選択してしまうと、無駄な保障に保険料を支払うことになります。
子どもがいるなら万が一親が亡くなったときの保障を、老後の生活費や年金に不安があるなら老後の保障をというように、条件に応じて保険を取捨選択することをおすすめします。
事前に家族でどんな保険を選択すべきかをまとめておくと、保障内容を検討しやすくなります。
保険商品を複数比較する
保険に加入するときには複数の保険商品を比較することで、より自分の希望に沿った保障内容で加入できるようになります。
各保険会社でに多様な保障内容の保険商品をリリースしているものの、詳細な保障内容や保険料は異なります。
「どれも一緒でしょ」と安直に加入してしまうと、後から他の保険商品の方が良かったと後悔する羽目になることもあります。
見積もりを出してみて保険料を比較したり、同じ条件でどんな保障内容が選択できるかを、徹底的に比較してみてください。
保険のプロに相談してみる
自分でどんな保障内容がいいか判断がつかない方は、保険のプロに相談してみる事も検討してみてください。
加入したい保険会社が既に決まっているのであれば、保険会社の営業に聞いてみるのが一番速いです。
自社の保険商品を熟知していますので、詳細な保障内容やリスクについて聞ける可能性が高いでしょう。
もしも加入したい保険商品がきまっていないのであれば、保険相談窓口に相談してみると、自分に合った保険商品を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。
気になる方は是非検討してみてくださいね。
大樹生命の保険を比較して最適な保障を見つけよう
いかがでしたか?
大樹生命は社名変更をしたものの、日本生命の傘下で選択肢の豊富な保険商品を日々開発・販売している保険会社です。
大手保険会社と比べて知名度が高いとは言い切れませんが、ソルベンシー・マージン比率からみても運営状態も上々であるといえます。
様々な保険商品を取り扱っていますので、気になる方は是非加入を検討してみてくださいね。
万が一詳細が気になる方は資料の取り寄せあるいは担当者に確認してみる事をおすすめします。