医療保険は高脂血症(脂質異常症)でも通常通り加入できる?注意点とともに徹底解説!

医療保険 高脂血症

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食生活の変化により、生活習慣病にかかる人が増えている中、健康診断で高脂血症と診断されたそこのあなた。

高脂血症は血液中の注意性脂肪やコレステロール値の上昇により、血管内の数値が基準より高くなってしまう病気です。

「この先健康の不安があるから医療保険に加入しておこうかな…」と考えている方もいるでしょうが、医療保険は病気やけがの入院手術時に保険金が下りるので、自分でも問題なく加入できるか不安になりますよね。

そこで今回は高脂血症(脂質異常症)と診断された方の中で、医療保険への加入を検討している方向けに、保険に通常加入できるのか、加入申請時の注意点について徹底的に解説していきます。

高脂血症だと医療保険に加入しにくい

高脂血症(脂質異常症)と診断されていると、医療保険に加入しにくくなります。

理由は以下の3つです。

  • 高脂血症だと死亡リスクが高いから
  • 保険会社の引受基準に満たない可能性があるから
  • 他の病気も併発している可能性があるから

以下で詳しく解説していきます。

高脂血症だと死亡リスクがあるから

高脂血症(脂質異常症)は、血中のコレステロール値や中性脂肪値が増えて、動脈硬化を引き起こす原因になります。

動脈硬化が起こると心臓の血管が詰まって心筋梗塞を引き起こしたり、脳の血管が詰まって脳梗塞を引き起こしたりします。

今は何の症状も出ていなくとも、将来的に重大な疾患につながり、入院する恐れが高まるため保険会社から加入を断られる可能性が高くなります。

保険会社としても、これから重大な疾患にかかる可能性があるとわかっていながら、加入させようとはしませんよね。

死亡リスクのある疾患を引き起こす可能性があるため、医療保険では加入をすんなりとは認めてくれないのです。

保険会社の引受基準に満たない可能性があるから

医療保険は他の保険に比べて、特に保険加入時の健康告知審査が厳しく行われます。

皆さんもご存じのように医療保険では、入院や手術時に給付金が下りる保険ですので、給付金が下りる理由である加入者の健康状態には敏感です。

仮に完全な健康体のAさんと、高脂血症と診断されているBさんがいたとすると、Bさんの方が給付金の支払い機会が多くなります。

加入者間で給付金を受け取れる機会に差が生じてしまうと、同じ保険料を支払っているのに、不公平が生じてしまいますよね。

加入する前に保健加入者の健康状態を詳しく調べて、加入しても問題ないかを判断します。

薬や治療状況によっては加入を認められることも

ただし高脂血症であるからといって、すべての人が保険への加入を断られるわけではありません。

高脂血症と診断されてから医療機関で治療を開始している方や、投薬治療で数値に改善傾向がみられる場合は、保険への加入を認められることもあります。

健康状態を改善しようと取り組んでいる人まで、加入を拒否してしまうのはフェアじゃないですよね。

一度告知を行い、詳細な告知内容を求められたときに現在の治療状況を詳細に記入することで、保険会社の判断によっては高脂血症でも保険への加入を認めてもらえる可能性があります。

他の病気も併発している可能性があるから

高脂血症は冒頭でも紹介したように、生活習慣の乱れが引き起こす生活習慣病の一つです。

カロリーの高い食事や脂質の多い食事をとり、不摂生を続けていることで症状が現れてきます。

しかしハイカロリーの食事や、脂質の多い食事をとり続けていることで起こる生活習慣病は他にも存在します。

糖尿病はもちろんのこと、メタボや高血圧を同時に引き起こしている可能性もあるんです。

高脂血症だけでなくその他の生活習慣病に罹患していると、さらに保険への加入が難しくなります。

また保険会社には病院への通院歴も申告する義務があるので、その他の病気で通院・医師の処置を受けている場合も併せて申告するようにしましょう。

高脂血症と診断された場合は、その他の病気も調べてから保険会社に申告するようにしましょう。

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高脂血症で医療保険へ加入を申し込むときの注意点

高脂血症と診断された方が医療保険へ加入を申し込むときには、以下の注意点を把握しておくことが、加入するために重要な項目になります。

  • 高脂血症と診断されてから治療を行っているか
  • 保険会社指定の病気にかかっていないか
  • 加入したいからと言って健康告知にウソをつくのはNG

以下で詳しく解説していきます。

高脂血症と診断されてから治療を行っているか

高脂血症と診断されてから、医療機関できちんと治療を行っているかを確認しましょう。

高脂血症に限らず、健康診断や人間ドッグなどで数値に問題があると診断された方の中には、ショックや「自分は大丈夫」との慢心から治療を行わずに放置してしまう人もいます。

上述したように高脂血症との診断を受けていても診断後の行動や数値の推移によっては、保険会社から通常通り医療保険への加入を認められることもあります。

高脂血症と診断されてから治療を行っているかを確認して、数値に好転する傾向がみられるのであれば保険会社に告知しておきましょう。

保険会社指定の病気にかかっていないか

一般的に医療保険を販売する会社では、以下の病気を指定して該当する場合は、保険への加入を断るあるいは詳細な告知を求めることがあります。

以下は一例ですが、一つでも当てはまっているものがあれば、要注意です。

心臓・血圧高血圧・狭心症・脳梗塞・不整脈・心筋症・弁膜症など
脳・神経・精神脳出血・心身症・脳梗塞・くも膜下出血・神経症・うつ病・統合失調症・双極性障害・ノイローゼ・アルコール依存症・てんかんなど
肺・気管支ぜんそく・慢性気管支炎・気管支拡張症・肺気腫・肺結・じん肺・過換気症候群
胃腸・膵臓など消化器系胃潰瘍・慢性膵炎・潰瘍性大腸炎・十二指腸潰瘍・急性膵炎・腸閉塞・クローン病・過敏性大腸炎・急性肝炎・肝硬変・胆石・胆のう炎・慢性肝炎・急性肝炎など
循環器系急性腎炎・慢性腎炎・腎不全・腎臓結石・尿管結石・のう胞腎・ネフローゼ・水腎症・前立腺肥大など
目・鼻・耳白内障・緑内障・ぶどう膜炎・角膜炎・円錐角膜・角膜かいよう・網膜色素編成症・網膜剥離・中耳炎・メニエール病・突発性難聴・鼻中隔湾曲症など
がん・腫瘍がん・肉腫・白血病・ポリープ・異形成・腫瘍
その他糖尿病・膠原病・甲状腺機能亢進症・脂質異常症(高脂血症)・高尿酸血症(痛風)・リウマチ性疾患・貧血・紫斑病・椎間板ヘルニア・痔・変形性関節症・甲状腺炎・子宮筋腫・卵巣嚢腫・不妊症・子宮内膜症・乳腺症など

上記の病気に5年以内に一度でも診断や治療などの医療行為を受けている場合は、保険会社に対して告知が必要になります。

また完治してから5年たっていても、医師の診断がなければ保険会社は完治とは認めてくれません。

病院で一度診断を受けているにも関わらず、自己判断で完治と決めつけて治療を中断してしまっている場合は、保険会社からは治療継続中と判断されてしまいますので、注意が必要です。

各器官に対してい人現ドッグや健康診断で異常を指摘されている人も、病気と同様に保険会社に申告しましょう。

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加入したいからといって健康告知にウソをつくのはNG

「病歴があるけどどうしても医療保険に加入しておきたいから…」と、加入時の告知時にウソをついてしまう人もいます。

加入時の健康告知の際には、保険会社がみなさんのことを信用して保険への加入を認めてくれることがほとんどです。

しかし加入後にいざ病気やけがで入院するとなったときに、健康告知の内容と通院歴を確認されます。

もし加入時の健康告知の内容と事実が異なっていると判断された場合、保険会社から以下のペナルティを受けることもあります。

バレた時に保険金が下りない

保険金申請をおこなっても、告知内容と実際の健康状態が異なると判断された場合、医療保険金はおりません。

医療保険加入時には正直な告知を求められますから、それに反する加入者には原則として保険金を支払わない対応を取るのです。

いくら必要でも支払いは認められないので、入院時の費用をあてにしていると保険金の支払いが受けられずに、医療費の支払いに急に苦しむことになります。

保険の加入継続ができない

告知を行わなかった行為自体が悪質性が高いと判断されれば、保険の加入継続が認められないこともあります。

保険会社側から契約を打ち切られてしまうので、まだ保険期間があったとしても急に無保険になってしまいます。

告知を行わなかった病気が保険会社の告知内容に該当する場合には、ほかの保険会社に切り替えようとしても、加入を認めてもらえません。

また新規加入先でも告知内容にウソをついてしまった場合、再度保険金支払い時にバレて、保険金の支払いが受けられないなんて事態にもなりかねません。

高脂血症を理由に医療保険への加入を断られたときの対処法

高脂血症を理由にして、保険会社から医療保険への加入を断られた場合、どうしたらいいかわからない方もいますよね。

医療保険の加入を断られても、以下の方法であれば保障を受けられる可能性があります。

  • 引受基準緩和型の保険に加入する
  • 医療共済へ加入する

以下で詳しく解説していきます。

引受基準緩和型医療保険へ加入する

医療保険にも引受基準緩和型の保険が用意されています。

引受基準緩和型の保険とは、通常の医療保険よりも告知内容の引受基準が引き下げられているため、保険会社が重度の疾患と判断しなければ保険への加入を認めてもらえる保険です。

通常の医療保険よりも、病気の人でも加入しやすくなっているので、どうしても医療保障が欲しい!と考えている方は、加入を検討してみてもいいかもしれません。

ただし引受基準が拡大されている=保険会社が請け負う保障範囲が広まっていることと同じですので、支払う保険料は通常よりも高くなります。

保険料と今後の支払い機会の見通しを照らし合わせて、加入すべきかを判断しましょう。

医療共済へ加入する

民間の保険会社ではなく、各共済が提供している医療共済に加入するのも一つの手です。

共済では通常の民間の保険会社の提供している商品よりも、病気を抱えている状態でも加入を認めてくれる可能性が高いです。

共済で定められた金額をおさめることで、保障を受けられるので手軽さも魅力ですね。

ただし民間の保険会社が支払う保険金よりも、受け取れる給付額が少ないこともありますので、注意が必要です。

高脂血症でも医療保険へ加入したいなら保険相談窓口で相談してみよう

「高脂血症(脂質異常症)って診断されちゃったけど、自分でも医療保険に加入できるのかな…」と考えると、どうしていいかわからなくなってしまいますよね。

自分でも加入できるかわからない!という方は、保険相談窓口で加入できる保険があるかを相談してみましょう。

保険相談窓口では、専門のスタッフが皆さんの条件を考慮して、最適な保険を提案してくれます。

健康状態に不安があって、保険に加入できるか不安を感じているのであれば、相談してみると活路を見いだせるかもしれません。

保険相談窓口では相談や保険の提案は、すべて無料で担当してもらえるので費用の心配もありません。

以下の記事で、医療保険の相談におすすめな保険相談窓口を紹介していますので、ぜひ活用してみてください。

医療保険の相談におすすめな保険相談窓口11選【2020最新】

高脂血症でも治療をしっかり受けて医療保険への加入を目指そう

いかがでしたか?

生活習慣の積み重ねで高脂血症になってしまっても、きちんと数値の管理を行って医師の診断通りに生活していれば、医療保険への加入を認めてもらえる可能性がらります。

高脂血症と診断されても落胆することなく、治療をしっかりと受けて医療保険への加入を目指してみましょう。

ただし生活習慣からくる病気ですので、そのほかの疾患の可能性も十分にあります。

健康診断の数値や健康状態、通院歴を確認して保険会社に正直に申告しましょう。

もしも自己判断に困ったのであれば、保険相談を活用してみると、活路が見いだせるかもしれませんので是非活用してみてください。

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