個人間送金とは、銀行を使わずスマホアプリで送金できるシステムのことです。
銀行を介さないため手数料がかからず、バーコードやQRコードで簡単にできるので、手持ちがないときの割り勘などで多くの人に使われています。
この記事は、個人間送金の利用方法と注意点を解説します。
目次
個人間送金とはスマホ・アプリから送金できるシステム
送金は銀行や郵便局でお金を送ることですが、個人間送金はスマホ・アプリから送金できるシステムです。
銀行や郵便局を介さずに、スマホやアプリがあれば誰でも簡単に出来るため、若者を中心に新しいお金のやり取り方法として利用している人が増えています。
銀行いらずで個人でやりとりできる
通常人にお金を送る送金をするためには、銀行を介して行う必要がありますが、個人間送金では銀行を介することなく送金が可能です。
対面の現金やり取りとも、現金書留・振込とも違う新しいお金のやり取り方法となっています。
また銀行を介する必要はないため、相手に口座番号を知られる不安もありません。
手軽に素早く簡単に送金できる新しいシステムです。
手数料がかからない
銀行を介する必要がない個人間送金は、手数料がかかりません。
ATMや銀行窓口で送金を行うと、振込手数料が取られてしまいますが、アプリやスマホを使う個人間送金では、このような手数料がかからないため節約にもなります。
スマホにそのまま残し電子マネーとして利用するならそのまま使えますが、送られたお金を現金化するためには、手数料を取られるのは注意事項です。
バーコードやQRコードで簡単に送金できる
スマホ・アプリで個人間送金は、バーコードやQRコードで簡単にできます。
個人間送金を行うためには同じアプリを使いますが、相手のアプリアカウントやQRコードを知っていれば口座番号等を必要しないシステムです。
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個人間送金を行う手順
個人間送金は、手数料もかからず原則24時間365日いつでも送金可能な便利なシステムです。
アプリを入れておけば、誰でも簡単にすぐに始められるのも注目されている理由の一つです。そこでここでは、アプリ・スマホで個人間送金を行う手順を紹介します。
①専用アプリをダウンロード
最初に利用したいアプリをスマホにダウンロードします。
ダウンロードが完了すると、アカウント作成に必要な事項を入力し、アカウントを作成します。
②入金する
アカウントやキャリア決済を使い、必要なお金を入金しておきます。
銀行と連動する必要があれば、銀行口座の登録も行います。
③送金相手のアカウントを教えてもらう
送金相手にアカウント情報を教えてもらいます。
この際にURLやQRコードを使用します。
④相手に送金する
相手のアカウントを教えてもらい、送る金額を確認したら送金して終了です。
スマホ・アプリで個人間送金を行う4つのメリット
スマホ・アプリで個人間送金する手順を紹介しました。
とても簡単で、使いたいときにアプリを入れてアカウントを作成すれば、すぐに利用開始できる便利システムです。
さまざまな世代の人から注目され、現金の直接やり取りや振り込みの煩わしさがないため、昨今のキャッシュレスに伴いこのシステムはたくさんの人に選ばれています。
個人間送金のメリットは便利以外にも、いろいろなメリットがあります。
ここでは個人間送金のメリットを紹介します。
手持ちにお金がなくてもぴったり割り勘できる
飲み会や会食など割り勘のときに、手持ちがピッタリなくてコンビニでくずした経験をしたことがある人は、少なくないはずです。
ときに細かい小銭が必要なときは、事前に準備しなくてはいけないなど煩わしく感じていた人もいるでしょう。
そんなときにアプリを使った個人間送金を使えば、現金を用意することなく、ピッタリ割り勘ができます。これは大きなメリットです。
いちいち財布を出す必要がない
個人間送金のアプリを使えば、いちいち財布を出す必要がないのもメリットです。
飲み会や会食など、財布を出して精算をする時間がかからないため時短になります。
それぞれが感じに個人間送金すれば、飲み会の会計もすぐに終了します。
銀行の営業時間関係なく利用できる
銀行を介した送金は、銀行の営業時間内に振り込みをしないと、その日のうちに振り込みがされません。
しかし個人間送金は銀行の営業時間に関係なく、24時間365日いつでもすぐに送金できます。
これも大きなメリットです。
飲み会の後その場ですぐに支払えるため、相手に待つ時間を与えることなくすぐに精算できます。
また休日も同様に手数料なく送金できるのも、個人間送金のメリットです。
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アプリによっては現金化もできる
個人間送金アプリによっては、現金化も可能です。
基本はアプリに電子マネーとして残り、そのまま買い物などに利用するシステムですが、アプリによっては手数料を支払えば現金として引き出せます。
これには銀行口座の登録が必要にはなりますが、登録しておけば現金化もできるのは大きなメリットです。
スマホ・アプリで個人間送金を行う3つのデメリット
スマホ・アプリで個人間送金を行うメリットは、便利ということ以外にもいろいろあることがわかりました。
友人や会社の同僚との飲み会や会食でも、事前用意も必要なくすぐに会費を集められるなど、新しい送金システムは便利なシステムとして注目されています。
しかし使用する前には、デメリットについて知っておき、注意して使う必要があります。
違うアプリでは送金できない
アプリで行う個人間送金は、同じアプリ同士でないと送金はできません。
一人がLINEペイで一人やpaypayの場合は送金ができないので、どちらかが合わせなくてはいけません。
個人間送金できるアプリは数多く開発されているため、どのアプリを利用するかは本人次第です。
もしやり取りをしたい人と違うアプリだと、新しく取り直しが必要となるのは注意が必要です。
アプリに常にチャージしておく必要がある
使いたいときにすぐに使えるようにするためには、アプリに常にチャージしておく必要があります。
チャージを忘れてしまうと、使うときにすぐに使えません。
こまめにチャージしておく手間もデメリットです。
しかしクレジットカードを登録しておけばその場でチャージできるものもあるので、一概に面倒という限りではありません。
現金化が出来ないアプリがある
メリットで現金化ができるとお話しましたが、アプリによっては現金化ができないため、送金されたものを電子マネーとして使うことしかできません。
普段からキャッシュレス決済を活用している人であれば問題ないかもしれませんが、現金で受け取りたい人にとってはデメリットとなってしまいます。
個人間送金のできるキャッシュレス決済を選ぶポイント
個人間送金できるキャッシュレス決済アプリは、今やたくさん開発されているため、どれを選べば良いか悩んでしまいますよね。
中にはあまり使える店がない、現金化ができないなど自分のライフスタイルに合わず後悔することもあります。
せっかくアプリを入れるなら、後悔しないものを選ぶようにすることが大切です。
ポイントの還元率がいいか
キャッシュレス決済でもポイントが付くもの多くあるため、ポイント還元率も選ぶポイントの一つにしてください。
paypayはポイント還元率が高く、人気のキャッシュレス決済の一つです。
貯めたポイントは買い物に活用も出来るので、還元率が高い方がお得に利用できます。
現金化ができるか
現金化できるかどうかも選ぶポイントに入れておいてください。
現金化には手数料がかかってしまうため、なるべく電子マネーとして利用するのがおすすめですが、どうしても現金化したいときにできないのは不便です。
使う使わないは別として、一つの機能としてついているものを選ぶ方が良いでしょう。
利用できる店舗が多いか
キャッシュレス決済アプリができる店舗は、契約しているお店のみです。
そのため知名度の低いアプリだと、利用できる店舗が少なくなってしまいます。
せっかくアプリを入れても利用できる店舗が少ないと、使う意味があまりありません。
利用できる店舗数の多いアプリのほうが活用しやすいため、おすすめです。
キャッシュレス決済での個人間送金を活用して簡単にやりとりしよう
キャッシュレス決済を使った、個人間送金について解説しました。
直接現金でやり取りや銀行を介する必要がなく、いつでもすぐに送金できる便利システムで、年代を問わずたくさんの人に選ばれています。
しかし知っておくべきデメリットもありました。
今後のキャッシュレス決済化にも対応できるように、自分に合うアプリを入れて簡単にやり取りしましょう。
