朝日生命「スマイルセブンsuper」は、一時金給付型のがん保険の一つです。
一時金給付型は「入院1日1万円」などとは違い、がんと診断されると一括でまとまった金額を受け取れる保険タイプです。
さらに、がん以外の疾病も保障される幅の広いがん保険となっています。
この記事では、朝日生命「スマイルセブンsuper」の特徴やデメリットを中心に解説します。
目次
朝日生命「スマイルセブンsuper」の4つの特徴
朝日生命の発売する「スマイルセブンsuper」は、一時金給付型のがん保険です。
終身保険なので、1度加入すると一生涯保障が続きます。
保険料も手ごろな価格でありながら、充実の保障が魅力で高い評価を得ています。
その特徴には、がんに加えて6大疾病や上皮内新生物も保障の対象としていることがあります。
保障の範囲もじぶんで設定できるので、より最適な保障を得ることが可能な商品です。
そこでここでは朝日生命「スマイルセブンsuper」の特徴を4つ解説します。
がんだけでなく7大疾病まで保障されるがん保険
朝日生命「スマイルセブンsuper」は、がん保険の一つとお話しました。
しかしこの保険は、がんに対する保障だけでなくプラスして6大疾病も保障の対象としています。
6大疾病とは、
- 急性心筋梗塞、拡張型心筋症
- 脳卒中、脳動脈瘤
- 慢性腎不全
- 肝硬変
- 糖尿病
- 高血圧性疾患
これらに加えてがんとなり7大疾病となります。
がん保険でありながら、がん以外の大きな病気に対しての保障もついているのは安心と言えるでしょう。
上皮内新生物まで保障対象になる
がんには、悪性新生物のがんと上皮内がんと呼ばれる2つがあります。
このうち上皮内がんと診断されると、保障の対象外となってしまう、もらえる給付金が半分になってしまう場合が多くあります。
しかし朝日生命「スマイルセブンsuper」では、上皮内がんも保障の対象としています。
なぜ保障から外れてしまうことがあるのかと言うと、上皮内がんはがんの初期段階のため、手術で取り除け転移している可能性も少ないことが関係しています。
女性に多い乳がんなどでは、上皮内がんにおいても、通常と同じような治療が必要となることもあります。
そうなると治療費はかかるのに給付は受けられないこともあります。
しかし「スマイルセブンsuper」では、上皮内がんでも保障されるので安心なのではないでしょうか。
がん以外の疾病も年1回で無制限で一時金を受け取れる
先ほど、がん以外の6大疾病に対する保障もあることをお話しました。
このがん以外の6大疾病を患った場合、年1回一時金を受け取れしかも無制限となっている充実の保障です。
6大疾病は、がんほどの治療費はかからないと言われていますが手術や入院を必要とするため、一定のお金が必要となります。
がんだけでなく、脳卒中や心筋梗塞・糖尿病など誰にでも起こり得る病気に対し、無制限で一時金を受け取れるのは頼れる保障なのではないでしょうか。
がん以外の疾病の保障範囲を設定できる
がん以外の6大疾病の保障範囲は自分で設定できるのも、特徴の一つです。
がんと比べると治療費はかからないとされています。
そのためがんの一時金と同等の金額を保障でつけておくと、無駄になってしまう可能性もあります。
もちろんすべての病気に対して100%の保障だと安心ですが、その分保険料が上がってしまい月々の負担が増えてしまいます。
しかし6大疾病で支給される一時金を、100%・50%・25%とマネープランや健康リスクに合わせて、自分で設定できるので無駄なく保険契約できるのが嬉しいですね。
朝日生命「スマイルセブンsuper」の2つのデメリット
朝日生命「スマイルセブンsuper」の特徴について解説しました。
がん保険でありながら他の6大疾病まで給付対象となるなど、充実の保障内容が魅力の商品です。
がん以外の病気にも同時に備えたい人にとって、この保険はピッタリと言えるでしょう。
このような特徴から「スマイルセブンsuper」に申し込みを考える人も多くいるのではないでしょうか。
しかし契約する前に、この保険のデメリットについてもしっかりと知っておく必要があります。
デメリットを知らずに契約してしまうと、思わぬ部分で後悔に繋がることもあります。
きちんとデメリットを理解したうえで加入しましょう。ここでは朝日生命「スマイルセブンsuper」のデメリットを解説します。
ネット申込だと契約できる範囲が限られる
朝日生命「スマイルセブンsuper」は、ネットからの加入にも対応している保険です。
ネットからの加入は、忙しくて対面販売が難しい人にとってありがたい加入方法でもあります。
しかしネット加入する前に知っておくべきデメリットがあります。
ネットから加入すると、契約できる保障の範囲が限られてしまうので注意が必要です。限られてしまう内容は
- 保険料払込免除特則が適用されない
- 6大疾病のパーセンテージを選べない
- 終身払いしか選択不可
- 月払しか選択不可
- クレジットカード払いのみ
となっています。
特に6大疾病のパーセンテージが選べなくなってしまうのは、毎月の保険料にも関係してくるので注意が必要です。
便利な反面、保障が限られてしまうのは大きなデメリットなのではないでしょうか。
保険会社の知名度が低い
朝日生命は、創業130年を超える生命保険会社です。
しかしCMで見る機会も少ないため、他の大手生命保険会社とは異なり、あまりよく知らないという方も居るでしょう。
さらに格付投資情報センターでの評価はBBBとなっているため、安定的とは言え信頼度的にも高い評価とは言えないでしょう。
このような知名度と信頼性も、保険加入には重要なので朝日生命のデメリットとなるでしょう。
がん保険と医療保険どっちを選ぶべき?
保険にはがん保険だけでなく医療保険もあり、どちらを選ぶべきか悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
どちらも長い人生を考えると必要性を感じ、できれば両方加入したいですよね。
しかし金銭的な事情で両方加入するのが難しいと、どちらを選ぶのが正解なのか悩んでしまいますよね。
医療保険とがん保険、似ているようですが別の保険なのでそれぞれ特徴が違います。
選ぶ際には、自分の健康リスクなどを考え決めるとよいでしょう。そこでここでは、がん保険と医療保険の選び方を解説します。
様々な病気に対応したいなら医療保険
がんだけでなく、さまざまな病気に対して保障が欲しいと考えているのであれば、医療保険がおすすめです。
がん保険は、がんと診断された場合のみ保険金給付の対象となりますが、医療保険は対象の病気やケガであれば給付を受けられます。
医療保険の対象は、多くで病気全般となっているので医療保険に入っていれば、がんも保障対象となります。
もちろんがん保険よりは保障が浅くなりますが、がんに関する特や悪を付帯することもできるので、特約で対応する方法もあります。
がんの家系でかかったときの費用が不安ならがん保険
自分ががん家系とわかっている場合、がんになるリスクが高く費用に不安がある人はがん保険を選ぶとよいでしょう。
がん保険は、がん特化型のため医療保険のガン特約よりもより充実した保障を得ることが可能です。
あらかじめがんになるリスクが高いと分かっていれば、がん保険を優先するのも有効な手段と言えるでしょう。
朝日生命「スマイルメディカルネクストα」の評判から特徴やデメリットを徹底解説!
がん保険の加入で迷っているなら複数を比較しよう
がん保険は、朝日生命以外でも多くの保険会社で販売されています。
どの会社のがん保険も魅力的な特徴があり、選ぶのに迷ってしまいますよね。
がん保険選びに悩んだら、さまざまな保険を比較が大切です。
たくさんのがん保険の特徴を知り、その中から自分に最適な保険を選びましょう。
保険選びに悩んだ場合、保険相談窓口などで保険のプロに相談しながら決めるのも有効な手段の一つです。
朝日生命「スマイルセブンsuper」の特徴を知って加入すべきか判断しよう
朝日生命「スマイルセブンsuper」の特徴やデメリットを解説しました。
このがん保険は、がん以外の疾病にも強く評価の高い保険です。
がんだけでなく、さまざまな疾病に備えたい人にはおすすめの保険です。
しかし少しですがデメリットとなることもありました。
大切なことは、特徴だけを見て決めるのではなく、デメリットも把握したうえで検討することなのではないでしょうか。