ジブラルタ生命に加入しているけど、保険を見直したり支出とのバランスなどで解約をしたいという人もいるでしょう。
しかしいざ保険解約の申し出をしても、担当営業がなかなか解約させてくれないという経験をした人もいますよね。
そこで今回はジブラルタ生命で保険を解約させてくれないときの対処法を紹介します。
目次
ジブラルタ生命に限らず営業から解約させてもらえないことがある
ジブラルタ生命に限らず、保険を解約しようとすると引き止められなかなか解約手続きが進まないことがあります。
保険では契約だけでなく、解約に関しても強引と感じることがあり、これは営業成績や給与の査定に影響があるのも原因の一つと言われています。
ジブラルタ生命で保険を解約させてもらえない理由
ジブラルタ生命の保険の解約をなかなかさせてくれないという話を聞いた事がある・実際に体験したという人もいるのではないでしょうか。
しかしなぜしつこく引き止めるのか、理由を知っているという人は少ないですよね。
そこでここではジブラルタ生命の営業担当が、保険をなかなか解約させてくれない理由を解説します。
加入してからの期間が浅く営業担当者にペナルティが発生する
ジブラルタ生命では、2年以内の早期解約に関してペナルティが発生するシステムになっています。
これはボーナスなど査定の時期だけ、身内や友人に加入してもらい、1ヶ月だけ保険料を支払いすぐに解約するなどの行為をさせないためです。
もし2年以内に解約になってしまうと営業担当はペナルティを課せられてしまうので、中には2年以内は解約できないと言ってしまう人もいるようです。
販売した保険の継続率が下がってしまう
営業担当は、お給料のほかに年4回のボーナスがあります。このボーナスは保険の契約率によって左右されるので、保険継続率が下がるのを阻止するためにしつこく引き止める営業も存在します。
ボーナスを左右する継続率は、件数ではなく収入手数料が大きく影響するので、大きな契約時には早期解約を避けるように努力をしている人も多くいます。
今後保険の見直しを提案する相手がいなくなる
保険を解約されてしまうと、その後の保険を見直す相手がいなくなり保険の見直しができる相手を失うことになります。
保険の見直しをすることで定期的に保険の契約を得る機会が増えますが、解約となるとその機会を失うことになるのも、営業担当にとっては痛手となってしまうのです。
解約することで加入者が損をする
上記の3つは営業担当の都合による部分でしたが、それだけでしつこく引き止めているとは限りません。
今のタイミングで解約することで、契約者本人が損をしてしまうことを避けるため、引き止めている場合もあります。
契約者が損をする理由として、契約した年数が長いほど返戻金が増える契約の保険では、支払った保険料よりも返戻金が少ない・もしくはないので、契約年数が短いと契約者にとって損となってしまうリスクを回避するために、引き止めることもあるようです。
さまざまな理由からジブラルタ生命の営業担当が引き止めてくることもありますが、返戻金や解約に関してのデメリットをよく検討したうえで、解約する結論になったのであれば問題ないでしょう。
しつこい引き止めをする理由には、営業担当の都合の部分もあるので解約の意思があるときは、ハッキリと伝えるようにしましょう。
保険を解約させてもらえないときの対処法
さまざまな理由から保険の解約をしぶる営業担当もいますが、自分にとって必要のない保険に入り続けるのは毎月の保険料もあり、金銭的な負担も大きいです。
負担をなくすためにも、すぐに保険を解約したいですが、しつこく引きとめられてしまうとどうしてよいかわからないという人もいますよね。
そこでここからは、営業担当にしつこく引き止められてしまったときの効果的な対処法について解説します。
そもそも保険は契約者の自由に解約できる
保険解約を申し出ると、しつこく引き止められてしまったり中には「2年は解約できない」などと言われてしまう人もいます。
しかしそもそも保険は、保険法によって「契約者はいつでも自由に解約することができる」と定められています。
この保険法によって、無理な引き留めを行うことは違法となるので、あまりにしつこいときには「保険法で自由に解約できますよね」と伝えるのも有効でしょう。
引き止められたり説得されると、解約は違反なのか?と勘違いしてしまう人もいますが、いつでも解約することができるということを知って、解約手続きを進めるように話しましょう。
保険会社に直接保険解約手続き書類を送付する
営業担当がなかなか解約手続きを進めてくれない場合は、保険会社や営業所に連絡をして保険解約手続きに必要な書類を送ってもらうようにするという手段もあります。
営業担当以外の人は査定に響くこともないので、スムーズに解約手続きを進めてくれることが多いようです。
あとは送られてきた書類に必要事項を記入し返送すれば解約手続きは終了となります。
ただし解約の申し出を保険会社にすることで営業担当に確実に伝わるので、すぐに連絡や訪問がある可能性もあります。
その際に少し気まずさを感じてしまう人もいますが、解約できる権利があるので毅然とした態度で接するようにしましょう。
営業担当者から文句を言われたらコールセンターに連絡
解約に対して営業担当者から文句を言われた場合には、遠慮せずジブラルタ生命のコールセンターに連絡をして、クレームを出しましょう。
もちろん解約に関して営業は文句はおろか口を出すこと自体いけないことですが、中には自分の評価を気にするあまり文句を言ってくる人もいるかもしれません。
もし文句だけでなく不快な思いをした場合には、遠慮せずクレーム窓口へ連絡し事実を伝えることも大切なことです。
改善されないなら保険会社に直接伝える
中にはクレームを入れても、変わらずしつこく引き止めたり解約手続きを進めてくれない営業担当もいます。
そのような場合には、保険会社に直接連絡を入れましょう。
コールセンターは専用のオペレーターとの対話になるので、それ以上の人と話せない可能性があります。
クレームもいれたけど改善されないのは悪質と捉えられても仕方ないので、遠慮なくジブラルタ生命に電話をしましょう。
さらに通話記録が残されているはずですので、解約の申し出をしたという確かな証拠にもなります。
なかなか解約させてくれないと、保険料がかかってしまい負担するのは契約者です。一刻も早く解約手続きを進めるためにも、営業担当だけでなく保険会社に連絡をして自ら解約の手続きを進めるのが良いでしょう。
保険の内容に納得いかないなら見直しも検討しよう
保険を解約したい大きな理由として、内容に納得がいかない・保険料が高いというような理由もあるでしょう。
そのような理由の場合には、今の自分のライフスタイルや金銭的な負担が大きいことなどを話せば見直してくれます。
すぐに解約という選択をするのではなく、どうすれば安心して保険を継続できるかということを営業担当に相談してみるのも良い手段なのではないでしょうか。
ライフスタイルに合った保障に変更できる
保障の内容と現在のライフスタイルがマッチしていないと、保険に加入していても安心できず無駄な支払いと感じてしまいますよね。
もしライフスタイルに合っていないと感じているのであれば、それに見合った保障を提案してもらい、変更することも十分に可能でしょう。人は年齢とともにライフスタイルやライフステージが変化します。
それに合わせた保障を付けることも保険には大切なことです。
無駄な保障を省いて保険料を節約できる
保険料の支払いが負担に感じている場合には、無駄な保障がないか見直してもらい、必要なければ省くことで保険料を抑えることもできます。
保障を充実させようと思うとその分保険料が上がるので、本当に必要な部分だけを残し、あとは取ってしまうと保険料も下がり金銭的な負担も減る可能性があります。
それらの相談を含めて、しっかりと営業担当と話すことが重要なのではないでしょうか。
ジブラルタ生命で保険を解約させてもらえなくても自分で手続きをすすめよう
今回はジブラルタ生命の解約にについて解説しました。営業の自分本位な理由から、契約者のことを考えた理由まで、さまざまなことからしつこく引き止められてしまう可能性があります。
しかし契約者はいつでも自由に保険の契約をすることができます。ですので解約したいと思ったら、引き止められても自分で解約手続きを進めるのが1番スムーズに解約を進める方法と言えるでしょう。
ハッキリと解約を申し出たうえで、手続きを進めてくれない場合にはそうした手段を取るようにすることをおすすめします。