ネオファースト生命「ネオde健康エール」は、8大疾病に入院一時金に備えながら健康年齢が若ければ若いほど保険料が安くなる、健康増進を特徴とした無解約返戻金型特定生活習慣病入院一時給付保険です。
健康年齢を保険料に使用するなどさまざまな特徴があり、健康な人には嬉しい保障内容となっています。
この記事ではネオファースト生命「ネオde健康エール」の特徴やデメリットを解説します。
目次
ネオファースト生命「ネオde健康エール」の5つの特徴
ネオファースト生命「ネオde健康エール」は、これまでにない仕組みで評価を得ている「無解約返戻金型特定生活習慣病入院一時給付保険」です。
この保険は、健康年齢という健康状態を年齢で表したもので保険料を算定しています。保障は入院一時金のみとなりますが、50万円~100万円の間で契約時に金額を設定できます。
8大疾病のうち、がん、心・血管疾患、脳・血管疾患はこの一時金給付を無制限で受け取れるなど、より充実した保障となっています。
さらにがんの保障を手厚くするための特約も用意されており、万一のがんにも安心の備えができる保険となっています。
保険料払込期間・保険期間ともに3年となっているため3年ごとに保険の見直しができます。これ以外にも5つの特徴を解説します。
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健康年齢により保険料を算定する医療保険
ネオファースト生命「ネオde健康エール」は、健康年齢によって保険料が算定される珍しい保険です。
保険料算定に使われる健康年齢とは、健診データと診療報酬明細書等をもとに、個人の健康診断結果等で将来の病気発生率を分析し、その人の健康状態を年齢で表したものです。
健康年齢の上限は、健康年齢判定日の実年齢から+5歳、下限は18歳と設定されています。健康年齢判定に必要な書類は、
- 健康診断結果通知書
- 人間ドックの結果通知書
- 特定健康診査の結果通知書
のいずれかとなっています。
1年2か月以内で受診医療機関や医師名、勤務先名・市町村名のいずれかの記載が必要となっています。
健康年齢が若ければ保険料が安くなる
この健康年齢が若いほど保険料が安くなるのがこの保険です。
3年ごとの更新時に健康年齢が計算され健康であれば安くなるのは、更新の度に保険料が上がる他の保険とは他社の保険とは大きく仕組みが異なることがわかります。
健康年齢を保険料に採用することで健康意識も高く保て、保険料も安くなるなど自分にとってメリットが多い保険です。
8大疾病で入院した時に一時金が支払われる
ネオファースト生命「ネオde健康エール」の基本保障は、8大疾病で入院時に50万円~100万円の間で契約時に設定された一時金支払いのみとなっています。
基本保障Ⅰ型では
- がん(上皮内がんを含む):胃がん・肺がん・乳がんなど
- 心血管疾患:急性心筋梗塞・狭心症・心不全・大動脈瘤および乖離など
- 脳血管疾患:脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血など
- 糖尿病:Ⅰ型・Ⅱ型糖尿病など
- 高血圧疾患:高血圧症・高血圧性心不全など
- 肝疾患:肝硬変・肝炎・脂肪肝など
- 膵疾患:慢性膵炎など
- 腎疾患:尿管結石・慢性腎不全・腎盂炎など
で、Ⅱ型は上皮内がんを抜いたものとなります。
特にがん・心血管疾患・脳血管疾患の3つは、無制限で保障を受けられる保険となっています。
これだけの病気をカバーしている保険で、50万~100万円の一時金を受け取れるので、まとまったお金がなく入院費用に不安がある人も安心できるのではないでしょうか。
24時間電話で健康相談サービスに対応してくれる
ネオファースト生命「ネオde健康エール」に加入していると、24時間電話で健康相談できるサービスを利用できます。
このサービスは、契約者または被保険者とその家族の健康に不安が生じた際に、経験豊かな医師や看護師、保健師に電話で相談できるサービスです。
健康や医療以外にも、介護・育児に関する相談、メンタルヘルスに関する相談などにものり、アドバイスしてくれます。
日々のちょっとした健康に関する不安はもちろん、育児や介護といったことまで専門の知識を持つ人が相談に乗ってくれるのも、この保険に加入するメリットでもあります。
受診手配や紹介のサービスもある
上記の健康相談サービス以外にも、セカンドオピニオンや受診手配や紹介のサービスも行っています。
受診手配や紹介サービスは、主治医のもとでは行えない治療法や手術法が必要と主治医が判断した場合、ご自身や病院に代わり専門分野の医師のいる病院や医師のもとへ受診手配や紹介してくれるサービスです。
このサービスは、がん・脳血管疾患・心疾患の3つに限られていますが、自分で病院や主治医を探すのは簡単なことではありません。
このような大きな病気の際にサービスを活用できるのは、万一の時の安心サービスと言えるでしょう。
ネオファースト生命「ネオde健康エール」の2つのデメリット
ネオファースト生命「ネオde健康エール」の5つの特徴を解説しました。通常の保険とは違い、健康年齢が若いほど保険料が安くなる仕組みを採用しています。
更新ごとに健康年齢が計算され保険料が決まるので、年齢が上がることで必ずしも保険料が上がるとは限りません。
このような仕組みが健康維持のモチベーションに繋がり、健康増進にもなっています。
このような斬新な仕組みに興味を持ち「ネオde健康エール」への加入を検討している人もいるでしょう。
しかしこの保険にもデメリットとなることがあるので、注意が必要です。ここではネオファースト生命「ネオde健康エール」のデメリットを解説します。
健康状態に気を使わないと保険料が高くなる
ネオファースト生命「ネオde健康エール」の最大の魅力は、健康年齢が保険料に影響することです。
このことがデメリットにも繋がります。健康年齢が若い人つまり、健康状態が良い人は保険料が安くなります。
しかし健康状態の悪い人は健康年齢が高くなり、保険料が高くなってしまいます。
保険料が割高になってしまうと、この保険に加入するメリットが減ってしまいます。
健康年齢はサイトで試算できるようになっているので、加入前に1度チェックすると良いでしょう。健康年齢が高く保険料が高い場合には、別保険を検討することも大切です。
三大疾病以外の保障は一回限り
「ネオde健康エール」の基本保障は、8大疾病の入院時に一時金を受け取るものとなっています。
この8大疾病のうち、がん・心疾患・脳血管疾患の3つは回数無制限で入院一時金を受け取れますが、それ以外の5つの疾病では、保障を得られるのは1回限りとなっています。
3つの疾病に関しては無制限なので充実の保障と言えますが、それ以外の病気だと1回限りなので不安があります。
このことは加入前に必ず知っておくべきデメリットです。
健康状態を改善して保険料を安くするためのポイント
ネオファースト生命「ネオde健康エール」のように、健康だと保険料が割引になる保険は少なくありません。
そのような割引を活用し安い保険料で保険に加入するためには、健康状態を改善することが大切です。
健康状態を改善すると保険料が割引になるだけでなく、健康寿命が延びいきいきとした生活に繋がります。
健康状態を改善し割引を活用するためには、以下のようなことに気を付けて生活しましょう。
朝の時間を活用してウォーキングをする
健康状態を改善するためには、適度な運動も非常に大切です。
運動と聞くと激しいものをイメージし、避けている人もいるかもしれません。
しかしいきなり激しい運動をするのではなく、少し朝早く起きその時間に近所の散歩などウォーキングをして、健康状態を改善に努めましょう。
ウォーキングは、有酸素運動で健康維持にはとても向いている運動と言われています。
始めやすいウォーキングから始めるのも無理なく続けられおすすめです。
夜遅くの食事は厳禁
仕事が忙しいと、ついつい夜遅くに食事をとってしまっている人もいるでしょう。
しかし夜遅くの食事は肥満などの原因にもなり、健康状態の悪化に繋がります。
忙しいと食事の時間が不規則になってしまうこともありますが、なるべく遅い時間の食事は避け仕方ないときには軽めのもので済ませるようにしましょう。
飲酒や喫煙といった生活習慣にも気を付けるとより健康状態が良くなります。
定期的に健康診断を利用する
今の自分の健康状態を把握するためにも、定期的に健康診断を利用しましょう。
会社で毎年健康診断受けている人はそちらを利用できますが、主婦や自営業など自分で健康診断を手配しなくてはいけない人は、ついつい忘れてしまっていることもあるのではないでしょうか。
自分の健康状態を把握するためには、市や県などで行っている健康診断を利用するのも有効です。
受ける月を決めるなど工夫し、健康診断を忘れないようにしましょう。
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医療保険を契約するなら複数の保険を比較しよう
医療保険は、万一の入院や手術に備える大切な保険です。
後悔しない保険加入をするためには、複数の保険を比較し自分に最適な保障を見つけることが大切です。
今はインターネットを利用すれば、条件を入力するだけでそれに合う保険を一括でチェック出来ます。
インターネットを活用すれば、忙しい人でもすぐに複数の保険を比較できます。もう一つ保険ショップで相談する方法もあります。
保険ショップを活用すれば、さまざまな保険を比較しながら疑問や不安を相談出来ます。
このような方法を使い、より最適な医療保険選びをできるとよいですね。
ネオファースト生命「ネオde健康エール」の特徴を知って加入すべきか判断しよう
ネオファースト生命「ネオde健康エール」の特徴やデメリットを解説しました。
これまでの医療保険の仕組みとは違い、健康年齢を保険料算定に活用した新しいタイプの保険です。
健康であれば保険料が安くなるだけでなく、3大疾病の保障は無制限など万一のときでも安心の内容となっています。
しかし健康でないとこの保険に加入するメリットが少ない、3大疾病以外は保障が1回になるなどデメリットもありました。
この保険を契約するときには、特徴だけでなくデメリットを把握し加入判断をしましょう。