ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」は、入院すると一時金の形で給付を受けられるタイプの医療保険です。
入院前に一時金を受けられる医療保険となっているので、貯蓄に不安がある人の不安を解消するような商品となっています。
この記事では、ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」の特徴やデメリットを中心に解説します。
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目次
ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」の5つの特徴
ネオファースト生命は、第一生命のグループ会社で主に保険ショップで商品販売しています。
第一生命グループなので、安定性が高く保障内容も充実で保険料の安い商品を販売している保険会社です。
そんなネオファースト生命の販売する「ネオdeいちじきん」は、一時金タイプの医療保険となっています。
一時金の医療保険に加入するメリットは、すぐにお金を受け取れるため手元の貯蓄に不安がある人にとって安心という点です。
一時金だけでなく、特約を付けることでさらに充実した保障を得られる特徴もあります。
ここでは、ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」の特徴を解説します。
入院時に一時金がおりるので急な入院でも安心できる
「ネオdeいちじきん」は、入院した際に給付金を受け取れる入院保険です。
ただ入院日額の保険ではなく、1回の入院であらかじめ設定した保険金を給付される、一時金タイプの保険となっています。
一時金に加入するメリットは、短期入院に強くまとまったお金が下りるので、入院費用に不安がある人にとって安心出来ることでしょう。
1回の入院で受け取る保険金は、1万円~10万円の間1000円単位で設定できます。
支給の間隔は180日で、保険料支払い期間は60歳・65歳・終身から選べ保障は一生涯の終身保障となっています。
医療の発達によって、入院期間が短期化していますがこの保険は日帰り入院から保障対象となるので、短い入院でもまとまった金額を受け取れます。
短期間でも入院費用に不安がある人にとって、この保障は非常に安心となっています。
先進医療特約が付加できる
「ネオdeいちじきん」では、先進医療特約を付けられます。
先進医療特約とは、厚生労働大臣が定める高度な医療技術を用いた療養のことで、対象となる治療の種類や医療機関が限定されている治療を保障する特約のことです。
先進医療に係る「技術料」は、全額自己負担となっており時には数百万係ることもあります。
先進医療を受けたいけど金銭的な理由からあきらめるのは、心苦しく大変つらい決断をなってしまうでしょう。
そのような事態にならないよう、先進医療特約をつけておくと安心です。
「ネオdeいちじきん」の先進医療特約は、保障期間通算で2000万円まで保障されており、先進医療が必要な状態になった場合、その費用を負担してもらえます。
この特約は絶対に着けてくべき特約の一つと言われています。
ストレス性疾患でも一時金がもらえる特約がある
ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」では先進医療特約以外にも、つけておくと安心の特約があります。
それはストレス性疾病保障特約で、ストレスによる所定の病気になると一時金が支払われる特約です。
現代人はストレスによる疾病、特にうつ病や気分障害などを患う人が増えておりこのような症状で休職せざるを得ない状況になる人もいます。
他社でもストレス性疾患としてうつ病を保障対象にしているものもありますが、入院や障がい等級認定が必要など保険金支払い条件が厳しいこともあります。
しかし「ネオdeいちじきん」では、30日以上継続もしくは診断をされると契約時に設定した一時金が支払わるので、他社と比べて条件が緩いと言えるでしょう。
現代病ともいわれるストレス性疾患に備えられるこの特約はつけておくべき特約です。
8大生活習慣病でも一時金がおりる特約がある
[ネオdeいちじきん」では、8大生活習慣病でも一時金が下りる特約「特定生活習慣病入院一時給付特約」があります。この特約は、支払い対象となる8つの疾病で入院したときに、5万円か10万円の給付を受けられるものです。
これらの8大生活習慣病は治療費負担が大きいですが、基本の入院保障と合わせると1回の入院で最大20万円受け取れることになります。
誰もが患う可能性のある生活習慣病により保障を手厚くできるこの特約も、つけておくと安心でしょう。
一時金は1000円単位から選択できる
ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」では、入院時に受け取る一時金の金額を1000円単位で選べるのもこの保険の特徴です。
1000円単位で一時金を決められるので、細かく自分に合わせた金額で保障を得られます。
より自分に必要な一時金を設定できるので、保険料も無理なく支払っていけるのもこの保険の魅力となっています。
ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」の3つのデメリット
ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」の5つの特徴を解説しました。
保険料の安さも魅力ですが、それ以上に入院時に一時金を受け取れ短期入院や入院費用に不安がある人にとって、不安を解消するような保険となっています。
しかし「ネオdeいちじきん」にも3つのデメリットがあります。
このデメリット知らずに契約すると、万一のときに治療費が足りないなど困ってしまう可能性もあります。
この保険の特徴を最大限に活かすためにも、デメリットについてもしっかり理解しておきましょう。
一時金の支払いは入院時なので手術費用には役立てられない
「ネオdeいちじきん」で保障されているのは、入院なので手術に対する保障がないのはデメリットです。
入院のみの場合はこの保険でも良いですが、手術となっても一時金などの支払いはありません。
入院費用ももちろん大切で備えておきたいでしょう。
万一の場合の手術にもお金を費用も備えておくとより安心ですが、この保険では備えられないのは大きなデメリットとなるでしょう。
もし入院と手術の両方に備えたいあ場合には、別の医療保険を検討する必要があります。
先進医療特約は10年更新で終身保障にはならない
「ネオdeいちじきん」では、先進医療特約を付けられると解説しました。
「ネオdeいちじきん」は終身保険なので、1度加入すると同じ保険料一生涯の保障を得られます。
しかし先進特約はこの限りではなく、10年更新が必要で10年ごとに保険料が上がります。
終身保険だと思っていたのに、先進医療特約で10年ごとに保険料があがってしまい「思っていたのと違う…」と少し後悔してしまうこともあるかもしれません。
先進医療特約を付ける場合には、更新があることを頭に入れておきましょう。
数か月入院の長期治療には利用できない
「ネオdeいちじきん」は、一時金保険でそのメリットは短期の入院でも同じ額の給付を受けられることです。
この点は大きなメリットですが、一方で長期の入院には向いていないとも言えます。
日額で保障されている入院保険では、入院日数が長期になるとそれだけ大きな保障を得られますが、この保険は入院日数に限らず1回入院で最大10万円の保障となります。
このことから長期入院を必要とする病気になってしまうと、この保険の保障だけでは十分とは言えません。
あくまでもサポート的な意味合いで契約しておくのがおすすめです。
医療保険を契約するときの4つの注意点
医療保険は急な入院や手術に備えるための保険です。
病気やケガは誰にでも起こり得るリスクで、もしもに備えて医療保険には加入しておきたいですよね。
医療保険に加入する際には、4つの点に注意し無駄なく加入することが大切です。
ここでは医療保険に加入するときの注意点を解説します。
医療保険で支給される金額と必要になる金額を調査しておく
医療保険では、多くが入院や手術治療を受けると給付を受けられます。
入院1日当たりや1回の手術で受けられる金額は、自分で決められることが多くこの金額が保険料に大きく影響します。
そのため無理なく保険に加入するため、大体の入院や手術にかかる費用を調べそれをカバーする金額にすると良いでしょう。
事前にこのようなことを調べておくことで、もしもの入院や手術でも安心できるのではないでしょうか。
先進医療特約はがん保険ではなく医療保険に付帯しておく
先進医療特約は、医療保険だけでなくがん保険でも付けられることがあります。
医療保険とがん保険んでは保障が被ることもあり、保障の被っている部分をチェックしながら省いていくことが大切です。
その際に先進医療特約も含まれますが、先進医療特約は医療保険につけるようにしましょう。
なぜかというと、がん保険で付けられる先進医療は、がんのみのとなってしまいます。
その点医療保険の先進医療特約は、幅広く保障されているのでがんを含む多くの先進医療が対象となります。
そのことから、医療保険の先進医療特約を選ぶのが得策です。
長期間の入院に対応できるかをチェックしておく
医療保険を選ぶ際には、長期の入院に対応できる保険かどうかもチェックしましょう。
短期入院に強い医療保険もありますが、入院が短期か長期かは予測付きません。
もしもに備えるためには、長期の入院に備えておくと安心です。
公的医療制度でどの程度保障されるかをチェック
医療保険を契約する前には、公的医療制度もチェックしましょう。
公的医療制度には、高額になってしまった手術や入院費用を補助するような制度もあります。
この制度を活用すれば、収入に合わせて自己負担少なく入院や手術費用を支払えるようなっています。
公的医療制度でどの程度保障されるかをチェックし、足りない部分を医療保険でカバーするように保障を設計すれば無駄なく医療保険を活用できるでしょう。
ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」の特徴を知って加入すべきか判断しよう
ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」の特徴やデメリットを解説しました。
保険料の安さと一時金のメリットを得られる保険です。
しかし短期入院には備えられますが、長期の入院にはあまり向いていない保険です。この保険はあくまでも入院のサポートとして位置づけ契約するのがおすすめです。
このような特性を理解し加入の判断をしましょう。