テレビやニュースなどで、食品・電気料金・ガソリンなどの品目で続々と値上がりしています。
消費者にとって身近なものの値上げが続いているため、家計を直撃し頭を悩ませる問題の一つとなっています。
そこでこの記事では、値上がりしやすい品目の紹介と、家計を守る対策法などを解説します。
値上げラッシュが続く!上がりやすい品目
身近なものの値上がりが続いており、家計の負担が増えています。
食品をはじめガソリンなどの燃料やトイレットペーパーなど日用品、さらには電気代など生活に欠かせないものの値上がりで、消費者の負担増に頭を悩ませています。
ここでは値上がりしやすい品目を紹介します。
電気料金
電気料金も値上がりしやすいものの一つです。
2022年4月にも燃料費調整単価が上がり、電気代の負担が増えました。
東京電力では値上げ幅は115円となっており、1年間にすると1380円ほどの負担が増えたことになります。
1回の値上がりは少しずつでも、今後も値上がり続けていくことが予想される品目の一つです。
食品
パンをはじめとして食用油・小麦粉・冷凍食品など、さまざまな食品の値上がりはニュースなどで連日のように伝えられています。
この原因は、天候不良による穀物類の収穫減少・新型コロナウィルス・ウクライナ侵攻による原油価格高騰・需要増棚などで、複数の要因で食品値上がりが続いています。
幅広い食品で値上がりがされており、消費者にとっては一番身近に感じる値上がりなのではないでしょうか。
ガソリンなどの燃料
原油価格高騰により、ガソリンも値上がりしています。
全国平均価格は、2022年7月現在で170円を超えており、車を所持する人の負担は増え続けています。
政府も石油元売り会社への補助を出すなどの政策を行い価格上昇は抑えられていますが、依然として高い価格を維持している状況です。
今後も「燃料油価格激変緩和対策」によって170円を超えると補助が出ますが、いきなり価格が下がるようなことは考えにくく、値上がりしやすい品目の一つと言えるのです。
日用品
ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの日用品も、原油価格の高騰などの影響により値上がりしています。
家庭用紙製品は15%以上の値上がりしている会社もあり、家計の負担が増えています。
またおむつや洗剤など、日常でよく使うものが軒並み上がっていることから、出費が増えたことを実感せざる得ない状況となっています。
今後も輸送費や原油価格高騰などの影響で、値上がりが予想されている品目となっています。
値上げラッシュでも家計を守る時の対策法
さまざまな品目で値上がりしており、家計を守る人にとって大きな問題の一つとなっています。
値上げラッシュが続いているこんな時だからこそ、少しでも負担を減らす工夫をして家計を守りたいですよね。
一度値上がりしてしまうと下がることは少なく、一見値上がりしていなくても内容量を減らす「ステルス値上げ」もあるため、きちんと節約して家計負担を減らすことが大切です。
そこでここでは、値上げラッシュでも家計をも守るための対策法を紹介します。
安いタイミングを見計らってまとめ買いをする
さまざまなものの値上がりが続いていますが、そんな中でも安いタイミングでまとめ買いをして安く済ませるのも一つの対策方法です。
特にティッシュペーパーやトイレットペーパー・洗剤などは、賞味期限はないため安いときにまとめ買いしておくのがおすすめです。
安いタイミングでまとめ買いするだけでも、家計の節約に繋がります。
ポイントカードを作って還元を受ける
いつも行くスーパーを決めておき、ポイントカードを作ってポイント還元を受けるのも節約になります。
スーパーにはポイントカード制度が用意されているところがあり、利用金額に応じてポイントが付きます。
さらにその貯まったポイントは、現金の代わりに使えるなどお得な制度が用意されています。
いつも同じスーパーを使うようにすればポイントが貯めやすく、買い物でそのポイントを利用もできます。
このようなポイント還元を利用して、毎日の買い物をよりお得にするのも節約の一つです。
電気代を節約してみる
電気代の値上げも家計の負担増の要因となっています。そのため電気代の節約も大切なことの一つです。
電気代の節約には、使っていない家電のコンセントを抜く・LED電球に変える・冷蔵庫の中身を減らすなどの方法が有効で、すぐに始められることです。
一つひとつの節約は小さくても、いくつも行うことで電気代の節約に繋がります。
プライベートブランドの商品を積極的に使う
スーパーには、プライベートブランドと言われるその会社オリジナル商品を積極的に買うのも、家計負担を減らす対策方法の一つです。
プライベートブランド商品は、自社で企画・開発して工場への生産を依頼する委託費用だけとコストを下げており、ナショナルブランド商品よりも安い価格で販売している商品です。
最近は顧客の声を取り入れた高品質なプライベート商品もたくさん発売されており、ナショナルブランドにも引けを取らないのも安心ポイントです。
価格が安く高品質な商品を購入できるため、節約しながらも満足感も得られるため、積極的に活用するのがおすすめなのです。
キャッシュレスでポイントを貯める
最近はキャッシュレス化が進んでおり、日頃からクレジットカードやスマホ決済などを利用する人が増えています。
キャッシュレスで日頃の支払いをすることで、ポイント還元を受けられお得になります。
クレジットカードによっても還元率は異なり、決済アプリも使うお店で還元率が変わることがあります。
どのクレジットカードにするのかは、使うスーパーやお店を確認し一番還元率の良いものを選ぶようにしましょう。
通信費を見直して格安で利用する
スマホを持っている人は、通信費の節約のために格安SIMに変更して節約するのがおすすめです。
格安SIMに変更すれば、月数千円~数万円のスマホ代が2000円程度に抑えられ、かなりの節約に繋がります。
スマホは現代人にとって必要不可欠なものの一つで、その利用料金も大きな負担となっています。
これを下げるためにも格安SIMに変更し、毎月の利用料金を下げるようにしましょう。
トイレットペーパーはダブルではなくシングルを使う
毎日使うトイレットペーパーの値上がりもしており、生活を圧迫しています。
トイレットペーパーの費用負担を少しでも減らすためには、ダブルではなくシングルを使うようにしましょう。
ダブルとシングルとでは、同じ値段でも長さが違うためシングルのほうが節約になります。
ダブルを使っている場合シングルに変えるだけでも、少し節約に繋がります。
買い物に行くときは無駄に買わないためにリストを作る
食品の値上がりは毎日の食卓にも影響を与えています。
少しでも節約を意識するのであれば、無駄な買い物を避けることが大切です。
無駄な買い物を防ぐためには、買い物に行くときに買い物リストを作っていくのが有効です。
一週間分の献立を立て必要な食材を書き出して買い物へ行けば、無駄な買い物を避けられます。
必要な買い物を避けるためにも、リストを作り無駄な買い物を避けるようにしましょう。
移動は自転車や徒歩を活用する
ガソリン代の値上げにたいおうするガソリン代の値上げに対応するためには、なるべく自動車を使わないようにするのが有効です。
移動手段を車に頼っている人は、自転車や歩ける範囲であれば徒歩にすることで、かなりの節約に繋がります。
さらに徒歩や自転車にすることで、運動不足が解消し健康にもなります。
健康と節約の両方のためにも、できる限り徒歩や自転車を使って移動するように心がけてください。
外食ならクーポンアプリを使う
外食も人件費が上がったことで値上がり傾向にあります。しかしたまには家族で外食を楽しみたいですよね。
最近はレストランのアプリを用意しているところもあり、そのアプリをダウンロードして限定クーポンを利用するのが外食費の節約に繋がります。
子どもメニューのクーポンを多く配信しているレストランやファストフード店もあり、家族連れにとって外食しやすくなっています。
保存のきく食品を買う
食品をするときは、保存のきく食品を意識的に購入するのも節約の一つです。
野菜を買うときは冷凍のものを選ぶ・生麺ではなく乾麺を選ぶなど、少しでも保存がきくものを選び食品を無駄にすることがないようにすると、節約に繋がります。
家計簿を導入する
節約して家計管理する上で、家計簿は必要不可欠です。
毎月何にどのくらいのお金がかかっているのかを正しく把握し、出費を減らせる部分を洗い出すことで節約しやすくなります。
自分で記入する手書きタイプの家計簿は面倒で継続できないという人は、家計簿アプリの自動記入を利用すると継続しやすくおすすめです。
コンビニに寄る機会を減らす
節約が苦手な人の中には、用がなくてもついコンビニに寄ってしまい、無駄な買い物をしてしまう人もいます。
これを続けていては、散財が減らずいくら別で節約しても節約になりません。
特に用がないときはコンビニには寄らないように心がけて、無駄な出費を減らすようにしましょう。
値上げラッシュで家計を守る時にやってはいけないNG行動
値上げラッシュの対応するためには、紹介したような対策を行うことが大切です。
一つひとつの節約は効果が小さく感じられても、できる節約を複数行うことでその効果を実感しやすくなります。
ただ節約だと思っていても、NG行動をしてしまうとかえって浪費になってしまうこともあり注意が必要です。
どのような行動がNGなのかをきちんと知っておき、確実に節約できるようにしましょう。
ここでは値上げラッシュで家計を守る時にやってはいけないNG行動を紹介します。
必要以上に買い込む
安いからと言って、必要以上に買い込むようなことはNGです。
特売品だからと必要以上に買い込んでも、使わないと無駄になってしまいます。
在庫管理を徹底して無駄な買い物を避けることは、一番の節約になります。
使わない食材の衝動買い
普段使わない食材の衝動買いも避けてください。
普段馴染みのない食材や調味料を勢いで購入しても、上手く使いきれず結局捨てることになってしまうこともあります。
なるべく使いまわしのきく食材を優先的に購入し、食材を廃棄するようなことがないように心がけましょう。
遠くのスーパーにわざわざ通う
安いからとって、自宅から遠いスーパーにわざわざ通うのもNG行動です。
遠くなればなるほど交通費がかかってしまい、近くのスーパーが多少高くても節約の観点から言うとトントンになってしまう可能性もあります。
自転車や徒歩で通える範囲のスーパーを利用するようにして、交通費がかからないようにしましょう。
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値上げラッシュでも節約を意識して家計を守ろう
今後も社会情勢からさまざまな値上げが予想されています。
一度上がってしまったものが値上がりする可能性は低く、少しでも家計への影響を減らすためには節約することが大切です。
出来る節約から生活に取り入れるように意識して家計を守っていき、値上げラッシュに対応していきましょう。