最近は医学の進歩により、入院や手術も日帰りで済むことも増えています。
このことから医療保険でも短期入院や日帰り手術に対応しているものが人気となっています。
アクサ生命「スマートケア」は、日帰り入院・手術から対応し手術に関しては支払い回数無制限などの特徴がある「医療治療保険」です。
この記事では「スマートケア」の特徴やデメリットを解説します。
医療保険の選び方ってどうする?ポイントと注意点を徹底解説します
目次
アクサ生命「スマートケア」の5つの特徴
アクサ生命「スマートケア」は、万一の病気やケガに一生涯備える掛け捨てタイプの終身医療保険です。
短期入院や手術が増えている現代に対応するために、日帰り入院・手術から保障対象となっています。
手術保障の対象は、約1000種類にも上るので大抵の手術で給付を受け取れます。
この保険は特約の種類も豊富で、認知症や女性疾病に関するものも用意されています。
このような特約を追加し、自分に必要な保障をカバーしたピッタリの保険にできるのもこの保険の特徴となっています。
保険料に関しては、他社と比べても同じくらいもしくは安いくらいとなっており、保障内容とのバランスが非常に良い商品と言えるでしょう。
初めて医療保険への加入を考えている人にもおすすめの保険の一つです。
ここではアクサ生命「スマートケア」の特徴を解説します。
日帰り入院も保障対象!短期入院にも対応できる
アクサ生命「スマートケア」では、日帰り入院から保障対象となっています。
平均入院日数は短くなっており、入院経験のある人の約半数以上が2週間以内に退院していると言われています。
日帰り入院で済むなど、入院期間が短期化するのは身体的な負担が少なく良いことでしょう。
保険商品によっては日帰り入院が保障の対象から外れてしまうものもあります。
「スマートケア」の基本入院保障は、一時金タイプなので日帰りでも長期入院でも給付される金額は同じです。
このような一時金タイプの保険は、長期入院よりも短期入院に向いていると言われています。
短期入院にも対応できるのもこの保険の特徴です。
公的医療保険対象の手術は支払回数無制限
アクサ生命「スマートケア」の手術給付金は、公的医療保険対象の手術に関する手術は、支払い回数無制限となっているのもこの保険の特徴です。
手術給付金は、手術の種類に応じて、基本給付額の5・10・20・50倍の金額が給付されます。
その後保険期間中に公的医療保険対象の手術を受けると、何度でもこの給付が受けられるのです。
対象となる手術は約1000種類以上にもなるので、公的医療保険対象であれば、ほぼ給付を受けられると考えても良いでしょう。
この手術保障も日帰りから給付対象となります。
最近では白内障や子宮筋腫などの病気でも、日帰り手術で済むこともあります。
そのような場合でも最大50倍の手術給付金が支給されるので安心です。
このような充実の手術保障も選ばれている理由の一つです。
通院支援一時金は支払回数無制限
「スマートケア」には、通院支援一時金も支払回数無制限で受けられます。
通院支援一時金とは、退院したとき・外来手術をうけたときに受け取れる一時金です。
退院後や外来手術後も通院を必要とする場合もありますが、通院を保障する保険は多くありません。
「スマートケア」では通院支援一時金として特約基本給付額の5倍、入院が継続して30日以上になると1回の入院で特約基本給付額の10倍の金額が支払われます。
しかもこの給付も支払い回数無制限なので、何度でもこの給付がされます。
退院後の通院費用の心配が少ないのもこの保険の特徴です。
三大疾病にかかると保険料の払い込みが免除になる特約がある
「スマートケア」では、3大疾病にかかるとそれ以降の保険料の払い込みが免除となる特約が用意されています。
主契約にも、高度障害状態になった場合に保険料払込免除となりますが、さらに特約をつけておくと、がんと診断確定した場合、急性心筋梗塞・脳卒中により手術を受けたとき、または5日日以上継続して入院すると、保険料払込免除が適用されます。
このような病気になっても特約がないと保険を継続するためには、保険料の支払いが必要となります。
しかし3大疾病にかかると治療費の負担もあり、保険料支払いがきつくなってしまう人もいるでしょう。
そのようなリスクを軽減するためにも、この特約はつけておくべきと言えます。
一生保障が続く
アクサ生命「スマートケア」は、終身医療保険なので1度加入すると保障が一生涯続きます。
しかも保険料は一生涯変わりません。保障が一生涯続くので、いつどのようなときに入院や手術が必要になっても安心です。
病気やケガのリスクは誰にでもあるものなので、この保険に加入しておけば一生涯の保障で備えておけます。
このような特徴もこの保険を選ぶ人が多い理由です。
アクサ生命「スマートケア」の2つのデメリット
アクサ生命「スマートケア」の5つの特徴を解説しました。日帰り入院・手術から保障対象となっており、短期の入院に備えられる保険となっています。
しかし保障は一生涯の終身保険なので、1度加入すると保障は一生涯続きます。
公的医療保険対象の手術や通院支援一時金は支払い回数無制限なので、手術が繰り返し必要な場合や退院後の通院費にも安心の保障がついています。
しかしこの保険にもデメリットがあり、知らずに契約すると後悔に繋がる可能性があります。
ここでしっかりデメリットについて把握し、特徴と比較したうえで加入判断をするようにしましょう。
長期入院の保障は薄め
アクサ生命「スマートケア」は、入院一時金などの保障がついていることから短期入院に適した保険と言えます。
入院が短期化している現代では短期入院に対応した保険の必要性は高いですが、必ずしも短期間の入院で済むとは限りません。
もし入院が長期になった場合、この保険の保障では薄めであることがデメリットです。
基本保障の入院治療一時金は、日帰り入院でも長期入院でも支払われる金額は同じです。
入院が長期化すると入院費用が一時金だけでは賄えない可能が高いでしょう。
そのようなリスクから、長期入院には向いていないことがデメリットとなるでしょう。
先進医療特約の限度額が少ない
「スマートケア」で付けられる特約の中に、先進医療特約があります。
先進医療特約は、全額自己負担となる厚生労働省が承認している治療法を保障するものです。
多くの医療保険で特約として用意されており、通算2000万円まで保障されています。
しかし「スマートケア」では1回の療養で15万円の保障となっています。
通算で2000万円まで保障されている他の医療保険ではその範囲内であれば全額負担してくれますが、この保険で全額カバーするのは難しいでしょう。
先進医療の技術料は数百万にもなることもあり、足りない可能性が高いのがわかります。
先進医療を受ける場合の金銭的な負担をカバーする保障が薄いのは、大きなデメリットと言えます。
先進医療特約は必要!付帯するメリット・かかる費用を徹底解説!
終身医療保険を契約するときのポイント
終身医療保険は、万一の入院や手術に備えるため重要な役割を担っています。
そのため加入後に後悔するようなことがないようにしておきたいですよね。
終身医療保険は一生涯の保障なので、慎重に契約を進めることが大切です。
後悔せず終身医療保険を契約するためには、3つのポイントを押さえておくと良いでしょう。
ここではそのポイントを解説します。
本当に終身保障が必要なのかを家庭内でよく話し合う
まず終身医療保険を契約するときには、本当に終身保障が必要なのかを家庭内でよく話し合いましょう。
医療保険には終身保険と定期保険があり、定期保険は必要な時期のみ保障を付けられる保険です。
終身保険は一生涯保障を得られますが、見直しのタイミングがなく年齢に合わせた保障を得にくいデメリットがあります。
保険は長く加入するものですので決して安い買い物ではありません。
本当に終身保障が必要なのか、年齢や家族状況を考慮し家族と話し合い決めるようにすると後悔が少ないでしょう。
どの特約を付けるかをしっかり判断する
医療保険には、さまざまな特約が用意されています。
特約がたくさんあるともしもに備えて、たくさん付けておきたくなってしまう人もいるかもしれません。
しかしたくさん特約を付けると、それだけ保険料が高くなります。
無駄なく医療保険を契約するためには、どの特約を付けるべきかしっかり判断しましょう。
先進医療特約や保険料払込免除など、誰にも必要な特約はつけておくと安心です。
しかしそれ以外の特約は、それぞれの健康リスクや家族構成などを考慮し必要なものに絞って付けるようにすると、無駄なく医療保険契約ができます。
このようなことに気を付けるのもポイントの一つです。
複数の保険と比較してみる
医療保険を契約する際には、1つだけ見て決めるのではなく複数の保険を比較し決めるようにしましょう。
今はインターネットで条件を入力すれば、該当する医療保険を一括で表示してくれるサイトなどもあります。
そのようなサイトを利用し、複数の医療保険の保険料や保障内容を比較し最適な保険を選びましょう。
終身医療保険を契約するなら保険のプロに相談してみよう
終身医療保険を契約するなら、インターネットを活用する以外にも保険ショップで保険のプロに相談するのがおすすめです。
保険のプロは、家計状況や家族構成などから最適な終身医療保険を提案してくれます。
保険のプロに相談すれば、契約する前に不安なことや疑問点を解消できるのでより安心して保険契約ができるでしょう。
アクサ生命「スマートケア」の特徴を知って加入すべきか判断しよう
アクサ生命「スマートケア」の特徴やデメリットを中心に解説しました。
日帰り入院・手術から保障対象の短期入院に強い保険となっています。
手術給付金と通院支援一時金は支払い回数無制限なのも、心強い保障となっています。
しかし短期入院には強い一方で、長期入院の保障が薄いことは気になる点でもあります。
このようなデメリットもしっかり検討し、本当に必要な保障かどうか判断すると後悔しない保険加入に繋がります。